ようこそMr.G

アクセスカウンタ

zoom RSS 映画 「エレジー」

<<   作成日時 : 2009/02/19 01:40   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 3 / コメント 2

画像




映画 「エレジー」

現代アメリカ文学の巨匠、フィリップ・ロスの短編小説
「ダイング・アニマル」を映画化した大人の愛の物語。

セックスから関係をスタートさせた男女が、
真の愛に目覚めるまでをしっとりと描く。

身勝手な大学教授役に『砂と霧の家』のベン・キングズレー。
美ぼうのヒロインをスペインを代表する若手女優、
ペネロペ・クルスが体当たりで演じている。

男女の間に横たわる深くて暗い溝にため息をつきながらも、
愛への希望を抱かせてくれる。      (シネマトゥデイ)
-----------------------------------------------

普段から未見の映画ならばジャンルを問わない私なのですが、
中でも苦手とするのがいわゆる恋愛映画の類でした。

美男美女の世紀の恋なんて、どう転んでも
共感も感情移入も出来ないと思っているからなのですが、
そんな私でも珍しくこの映画には引き込まれました。

それはベン・キングズレー扮する老教授の心情が
実に良く分かったからでした。

それはおそらく女性にはもちろん、若い男性にも
理解し難いものだったのではないででしょうか。

有名な大学教授であって知識も教養もあり、
年は取っても体を鍛え、洗練された身なりの彼は
60歳を過ぎても十分に男としての色気、魅力を感じました。

こうした一見、成功し分別ある大人である男が、
快楽主義者を気取っていて、要はスケベで生臭く
内面は若い頃のままであるというあたりは実に分かります。

ペネロペ・クルスのような美女が同年齢の男に無い魅力を
彼に感じて惹きつけられたのも理解できるところです。

このあたりに彼のような地位も魅力もない
私のような年配の男性は”男の夢”を見るのでした。

それからの彼の嫉妬心や独占欲、そして老いのひけ目から
決定的な別れを迎えてしまうあたりの彼の行動や心情は、
見ていて滑稽なほどなのですが、これが身にしみて
悲しいほどホントに良く分かるのです。

ここのところはオジサンにしか分からないという気がします。

この映画は、見る者の年齢性別によって、
異なる視点から見られて、印象が違ってくる作品でした。

ラストへの展開も好き嫌いが分かれたでしょう。

またラスト・シーンの後に二人がどうなっていくのか、
見る人によってどのようにも解釈できるエンディングでした。

ペネロペ・クルスはハマリ役で実にキレイでした。

さらにデニス・ホッパー他、脇役陣も皆好演でした。

オヤジの私には忘れがたい作品になりました。










テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(3件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
『エレジー』 (2008)/アメリカ
原題:ELEGY監督:イサベル・コイシェ出演:ペネロペ・クルス、ベン・キングズレー、ピーター・サースガード、デニス・ホッパー、パトリシア・クラークソン公式サイトはこちら。<Story>著名な大学教授デヴィッド(ベン・キングズレー)は、今日もテレビで自分の著... ...続きを見る
NiceOne!!
2009/02/24 08:48
エレジー■もし、これがキム・ギドクなら?
この作品はベン・キングズレーとペネロペ・クルスだからこそ成り立った映画である。プレイボーイの年老いた、しかし、老いの恐怖を実感している教授と、彼の教え子である女子大生との恋愛関係(これが恋愛かどうかには異論もあろう)を描いた内容であるが、見終わってみる... ...続きを見る
映画と出会う・世界が変わる
2009/04/15 17:09
「エレジー」(ELEGY)
「死ぬまでにしたい10のこと」や「あなたになら言える秘密のこと」などの作品で知られるスペイン出身の女流監督、イザベル・コイシエが2008年、米国の「さよならコロンバス」「白いカラス」の原作者である著名なピュリッツアー賞作家フィリップ・ロスの小説「ダイング・アニマル」(集英社)を映画化したラブ・ロマンス・ムービー「エレジー」(原題=哀歌、米、112分、ニコラス・メイヤー脚本)。この映画は初老の大学教授と、30歳年下の女子大生との切ない愛を淡々と描いている。主演は「砂と霧の家」のベン・キングズ... ...続きを見る
シネマ・ワンダーランド
2009/08/09 06:31

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
私こういう作品大好きなんですよね。
オヤジの方(→ ごめんw)にとっては本当に身につまされるお話だったのでは??
男性は死ぬまで子どもみたいなところありますよね。
好きな女の子の気を引きたいとか。
それが逆に若々しく自分を保てたりする感じですよね。

どんな姿になってもあなたが好きです・・・ っていうのがやっぱり本当に人を好きになることなのかなと思います。
rose_chocolat
2009/02/24 08:51
若くて元気な人が見ると、どうしてベンがパーティーをすっぽかすのか理解しがたいと感じるのでしょうね。あそこはああせざるを得ないと、オジさんには痛いほど分かるのでした。きっとラストもポジティヴに捉えるか、そうでないか分かれるのだと思います。
Mr.G
2009/02/24 11:16

コメントする help

ニックネーム
本 文
映画 「エレジー」 ようこそMr.G/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる