ようこそMr.G

アクセスカウンタ

zoom RSS 映画 「孤高のメス」

<<   作成日時 : 2010/05/14 01:42   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 16 / コメント 0

画像






映画 「孤高のメス」

患者のたらい回しなど現代の医療問題に鋭く切り込む衝撃的な医療ドラマ。

実際に医療に携わる大鐘稔彦の同名小説を基に、地方の市民病院に勤務する外科医が
旧弊な医療現場で困難な手術に立ち向かうさまを描く。

主人公の外科医を『クライマーズ・ハイ』の堤真一が演じ、『フライ、ダディ、フライ』
『ミッドナイト イーグル』の成島出がメガホンを取る。

ほかに、夏川結衣や柄本明などが共演。リアルな医療現場に震撼させられるのは
もちろん、鬼気迫るストーリー展開も見応え十分だ。
                                 シネマトゥデイ
---------------------------------------------------------------------

これは完成度の高い作品でした。

社会性とエンタメとしてのドラマ性を程よくバランスした、
緊張感があり、見応えのある映画でした。

医療モノというのは、緊迫感のあるドラマを作りやすいためか、
TVや映画の題材になることが多いように思われます。

Dr.コトーや緊急医療の現場を描いたドラマは私も好きでした。

それはこれだけ医学が発達した現代においても、ままならない現実が数多く、
そんな時にスーパーマンのような医師が現れて、奇跡を起こしてくれる事を
私たちは期待しているのだからかも知れません。

この映画の主人公はそんな医師でした。

冒頭からリアルな手術シーンが出てきました。
内蔵や血など、作り物と分かってはいてもちょっと驚かされます。

同じものでもスプラッターなホラーでなら大丈夫なのですが、
こうしたシリアスなドラマで見せられるものとでは大違いに感じます。

目の前の患者を救いたい、という主人公の外科医の真摯な態度に
医師の本質、理想を見せられたように感じました。

医療の現場を描いた緊張感のあるシーンが多いなかに、ふと息がつける、
”都はるみネタ”などの笑えるシーンも少なからずありました。

この笑いの質があざといものでなく、ちょっと天然で医療の事以外には
頓着の無い主人公のキャラを、魅力的に印象付けるものになっていました。

主人公の外科医を演じたのは堤真一サン。
いつも上手い人ですが、今回の役も見事な出来に思います。

彼をサポートする看護師の一人に夏川結衣サン。
控えめで穏やかで、どちらかというと薄幸な美女役を演じたらこの人です。

押さえた演技が持ち味ですが、こういう彼女が感情を露にするシーンには
胸を打たれるものがありました。

大手術を終えた後の彼女の演技も見事でした。
大きなマスクとキャップで、ほぼ目だけの表情で看護師としての
感動と満足感を表してくれます。キラリと光った涙がキレイでした。

そしてやはり余貴美子サン。
またしてもという感じですが、今回の役も完璧と言えるもの。

彼女は脳死肝移植のドナーの母親役という、微妙で難しい役どころで、
彼女の演技が中途半端であったならば、本作のテーマそのものがブレかねない
というほどの重要な人物でしたが、これ以上無い圧倒的な存在感を示してくれました。


シリアスなテーマを扱った映画ですが、優しい余韻を残す作品でした。
これはオススメの映画です。

血とか苦手、という方も内容に惹きつけられて
あまり気にならなくなる(かも知れません)


















テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(16件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
『孤高のメス』(2010)/日本
監督:成島出原作:大鐘稔彦出演:堤真一、夏川結衣、吉沢悠、中越典子、矢島健一、成宮寛貴、平田満、松重豊、余貴美子、生瀬勝久、柄本明試写会場 : よみうりホール公式サイト... ...続きを見る
NiceOne!!
2010/05/25 22:00
「孤高のメス」感想
 現職医師でもある作家・大鐘稔彦のベストセラー小説を映画化。1989年、とある地方病院に赴任してきた天才外科医が、当時タブーとされていた脳死肝移植手術に挑む。  充分と... ...続きを見る
狂人ブログ 〜旅立ち〜
2010/06/10 21:21
どこの世界にも共通する事。『孤高のメス』
地方の市民病院を舞台に外科医療に携わる人たちの姿を描いた作品です。 ...続きを見る
水曜日のシネマ日記
2010/06/11 10:32
孤高のメス
製作年度 2010年 上映時間 126分 原作 大鐘稔彦 脚本 加藤正人 監督 成島出 出演 堤真一/夏川結衣/吉沢悠/中越典子/松重豊/矢島健一/成宮寛貴/平田満/余貴美子/生瀬勝久/柄本明 ひとりの医師の真摯な姿を通して現代医療の問題... ...続きを見る
to Heart
2010/06/11 20:43
孤高のメス
現職医師である大鐘稔彦のベストセラー小説を基に、地方の市民病院を舞台に 目の前の患者を助けることだけに全力を尽くす一人の医師の真摯な姿を描き ながら今の日本の医療問題に浮き彫りに描く医療ドラマ。 主演は、『クライマーズ・ハイ』の堤真一。共演には、『BALLAD .. ...続きを見る
だらだら無気力ブログ
2010/06/11 23:55
孤高のメス (堤真一さん)
映画『孤高のメス』は、実際に医療に携わる大鐘稔彦氏の同名小説を映画化した作品です。堤真一さんは、主人公の外科医・当麻鉄彦 役で出演しています。先日、劇場に観に行きました。●導入部のあらすじと感想 ...続きを見る
yanajun
2010/06/13 12:13
映画:「孤高のメス」♪。
平成22年6月11日(金)&amp;#63647;。 映画:「孤高のメス」レポ。 監 督:成島出 脚 本:加藤正人 原 作:大鐘稔彦 キャスト:堤真一、夏川結衣、吉沢悠、中越典子、生瀬勝久、柄本明 余貴美子、成宮寛貴、松重豊 【ストーリー】 医師の派遣に始まり.. ...続きを見る
☆みぃみの日々徒然日記☆
2010/06/13 14:40
[映画『孤高のメス』を観た]
☆忙しいので短信ですまん。 ...続きを見る
『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッド...
2010/06/14 05:45
『孤高のメス』 腹の中まで見てください
 医療を扱った映画で、手術シーンは珍しくない。  『白い巨塔』の冒頭でも手術シーンがあり、スクリーンに臓器が映し出された。 ...続きを見る
映画のブログ
2010/06/17 03:06
孤高のメス
土曜日のレイトショーのはしご。 スーパーレイトショーで「孤高のメス 」を鑑賞。 途中で、記憶がなくなりそうで、怖かったが^^; ...続きを見る
いい加減社長の日記
2010/06/19 23:38
『孤高のメス』
&nbsp; □作品オフィシャルサイト 「孤高のメス」□監督 成島 出 □原作 大鐘稔彦 □脚本 加藤正人□キャスト 堤 真一、夏川結衣、余 貴美子、柄本 明、吉沢 悠、中越典子、松重 豊、成宮寛貴、平田 満、生瀬勝久■鑑賞日 6月13日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)<感想>  確かに法律は大切なものかもしれない。 しかしながら、一つの命を助けるために、最愛の息子の肝臓を活かしてと望むものと、 提供者がいるならば(家族の臓器は不具合)父親の延... ...続きを見る
京の昼寝〜♪
2010/06/22 08:42
「孤高のメス」 命を繋ぐ、志を繋ぐ
ルールというのは難しい。 なぜならばルールを定めた時に、どうしてもどこかに線が引 ...続きを見る
はらやんの映画徒然草
2010/06/27 09:33
孤高のメス
 『孤高のメス』を渋谷TOEIで見ました。予告編を見たときから、この映画の真摯さが伝わってきたからですが。 ...続きを見る
映画的・絵画的・音楽的
2010/06/29 06:24
映画「孤高のメス」
「油断大敵」の成島出監督、「雪に願うこと」の脚本家、加藤正人氏、そして主役にはツ ...続きを見る
雪盛根笹
2010/07/08 12:00
孤高のメス
堤真一主演の硬派な医療モノ。 気になりますね。 ...続きを見る
映画、言いたい放題!
2011/04/26 00:03
孤高のメス(テレビ録画)
2011年09月18日22時54分00秒テレビ朝日日曜洋画劇場特別企画「孤高のメス」 時間は録画終了時間 ...続きを見る
単館系
2011/10/01 22:52

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
映画 「孤高のメス」 ようこそMr.G/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる