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zoom RSS 映画 「最後の忠臣蔵」

<<   作成日時 : 2010/11/02 01:43   >>

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映画 「最後の忠臣蔵」

『四十七人の刺客』などで知られる池宮彰一郎の同名小説を、
TVドラマ「北の国から」シリーズの演出を手掛けた杉田成道が映画化。

赤穂浪士の吉良邸討ち入り事件で大石内蔵助率いる四十六士が切腹して
主君に殉じた中、ひそかに生き残った二人の男の知られざる物語を描く。

討ち入り前夜に逃亡した瀬尾孫左衛門に役所広司、討ち入りを
後世に伝えるため逃がされた寺坂吉右衛門を佐藤浩市が熱演。

そのほか山本耕史、笈田ヨシ、伊武雅刀、安田成美ら演技派が脇を固め、
『赤い糸』の新鋭、桜庭ななみも名を連ねている。
                          シネマトゥデイ
---------------------------------------------------------

今年の後半は時代劇の良作の公開が続きます。

この作品も心を揺さぶられるような至福の時間を私にくれました。

いかにも日本人の琴線に触れる、あまりにストイックな武士の生き様が
なぜ今日の日本人の私たちをこれほど感動させるのか。

アナクロと言われようが、こんな生き方の万分の一も出来よう筈がない、
と思いながらも、瀬尾孫左衛門の生き方、美学に惹かれてしまいます。

主君の与えた使命を果たすため、すべてを捨て、ただひたすらに
汚名をものともせず、重責を一人背負い、生き抜いた16年の日々。

役所広司演じる瀬尾孫左衛門というサムライに惚れ惚れしました。

見事にその使命を果たした男は、これからは自分の為に生きてと
言い寄る女の誘いを退け、もう自分は用のない人間になったとして、
遅ればせながらと主君や仲間の元へと、自害し果ててしまう。

この映画は沁みました。

人形浄瑠璃の見せ方も実に巧みで効果的でした。

役所広司、佐藤浩市のお二人の重厚な演技は見応えがありました。

この二人に負けないほど良かったのが桜庭ななみちゃん。

「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」の好演が
とても印象的で、私は彼女の大ファンになりました。

最近ではTVのCMでも頻繁に見かける若手の注目株ですが、
「書道ガールズ〜」での等身大の元気でコミカルな役どころから、
本作では一気にハードルの上がった作品となりました。

しかし本作での可音という役は素晴らしいものでした。

武家の娘としての気品、気位と、16歳の初々しい美しさ、
それに育ての親のような孫左衛門に想いを寄せる微妙な乙女心を
精一杯全身全霊で演じてくれていたように思います。

いまどきの若い女優さんですから、演技力とかテクニック云々より
慣れない着物姿での演技の懸命さや真剣さを彼女に感じて、そこに大拍手です。

名優、役所広司に伍して、体当たりの演技で応えていたようでした。

孫左衛門が自らのすべてを賭してもと思うのを、観客に納得させるほどの
いとおしく愛らしく美しい可音であったと思います。


日本人のDNA、エッセンスを感じた時代劇でした。


















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