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<<   作成日時 : 2010/11/30 06:27   >>

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映画 「ゲゲゲの女房」

「ゲゲゲの鬼太郎」などで日本を代表する漫画家・水木しげるを、
妻として支えてきた布枝夫人の自伝を映画化。

お見合いをして5日後に結婚した水木しげると布枝夫人が、
貧乏時代を経て、人気漫画家となるまでの半生がつづられる。

原作者でもある布枝夫人を演じるのは
『釣りバカ日誌20 ファイナル』の吹石一恵。

監督や脚本家としても活躍中の宮藤官九郎が水木を演じる。
苦楽を共にする夫婦の究極の純愛が堪能できる一作。
                            シネマトゥデイ
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とっても楽しく見られた映画でした。

水木さんの結婚から、少年誌で売れっ子になる直前ぐらいの
水木さん夫婦の貧乏生活が淡々と綴られた映画でした。

NHKの朝ドラの、万人向けにメリハリを効かせた演出も
それはそれで楽しいものでしたが、この作品のしみじみとした
味わい深さは、映画ならではの醍醐味でしょう。

本当に月並みな言い方ですが、極貧ともいえる日々の生活のなかで
少しずつ少しずつ、夫婦の絆のようなものが生まれていく過程が
丁寧に描かれていて、とても好感が持てました。

例えば、布枝夫人が柱時計のゼンマイを巻くシーンなどに
それは見事に象徴的に表現されていました。

ウチにも古い柱時計がありましたが、もう電池式のものでした。
今の若い人はゼンマイなんて動力を知っているでしょうか。

当時は水木家ならずとも、貧乏は当たり前であった時代ですが、
それにしても極貧生活のなかにあって、この夫婦のおおらかさや
たくましさ、それに人への優しさを忘れないところなどに惹かれます。

吹石一恵さん演じる布枝夫人が、水木さんの代わりに出版社を訪れ
原稿料の交渉をするシーンに、思わず応援したい気にさせられます。

水木さんの本は返品の山だという出版社の社長。
この時代の水木作品の現在の古書価を知るものには
ため息の出るようなシーンでした。

また約束の半分の額しか貰えなかった事を夫に告げる布枝夫人、
この時の吹石さんの表情が素晴らしくて、グッとくるものがありました。

鈴木慶一が演じた貸本屋のオヤジの、因業っぽい感じもツボでした。
かろうじて家の近所にあった貸本屋を、私は覚えてるのですが
そういえばそこの主人は、いつもあんな感じで千枚通しで本に穴をあけ、
タコ糸で補強するという作業をしていたものでした。

この映画、水木家の畳や襖の色や、廊下の塗装のハゲ具合などに
すごく当時の雰囲気を再現しようと見せているところもありながら、
ロケをした調布の駅前や、東京駅などは全く現在そのままでした。

これは単にCG処理の予算が無かったのか、あるいは
別になにか意図があったのでしょうか。

ところどころに登場する妖怪たちや、漫画のコマが動き出すところも
これみよがしでなく、楽しく見られました。

淡々と綴られた映画でしたが、退屈することのない2時間でした。




















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