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<<   作成日時 : 2011/02/03 02:17   >>

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映画 「死にゆく妻との旅路」

末期がんの妻を9か月もワゴン車に乗せて日本各地をさまよい、
保護責任者遺棄致死の罪状で逮捕された男性が事件の裏側を
つづった手記を映画化。

工場経営が傾き多額の借金を背負い、
必死に職探しをする夫と末期がんの妻が、
死を見つめながら続けた272日間、
およそ6,000キロに及ぶ旅路を描き出す。

監督は、『初恋』の塙幸成。

絶望的な状況でありながら深く純粋な愛で結ばれた夫婦を、
三浦友和との石田ゆり子が渾身の演技を見せている。
                     シネマトゥデイ
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これは心に沁みた映画でした。

題名だけ聞くと、いかにも安易なお涙頂戴もの
企画のようですが、大分違っていました。

とある夫婦の静謐にして壮絶なロード・ムービーの映画でした。

まずは主演のお二人の演技が素晴らしいと思いました。

三浦友和さんは、若い頃は二枚目の代名詞のように言われた方ですが、
最近はトンガッた役も、だらし無い男の役も見事にこなす俳優さんとして
大活躍されていますが、本作の演技はいつもにまして絶品でした。

本作で彼が演じる清水という男は、ダメ男なのですが、
根は真面目な心優しい人間であって、多くは語られないのですが
彼の抱える借金もどうやらそんな性格のせいなのかと予測がつきます。

このダメで甘い部分と愛すべき部分の塩梅が絶妙で、
寡黙な彼の背負う悲しみの大きさが、観るものの胸を打つのです。

一方の妻役には石田ゆり子さん。

いつも穏やかな笑顔の優しさと、透明感のある美しさで
大好きな女優さんですが、本作でも素晴らしい演技でした。

末期がんで徐々に衰弱していくという役なのに、
その顔はやつれてきているのに最後までキレイでした。

ダメな夫をずっと待っていた妻が病になって初めて
夫を独り占めできて、夫に甘えた瞬間だったのでしょうか。

そのキレイさ、可愛らしさは男の私からすると、
天使のようであり、マリア様のようでもありました。

この夫婦はそれぞれが不器用で、世の中を要領よく生きられず、
きっと今までの生活の中で心身を疲弊させていったことでしょう。

どことなく1970年代頃を思わすロード・ムービーでした。

序盤こそ淡々とした、静かな描写が続きましたが、
小さなワゴン車で旅を続けるうち、この不器用な夫婦の
互いに相手を慕い想う心に、非常な愛情の深さを感じます。

旅の初めは、初めてのデートのように微笑ましかった。

ですが妻の病気が再発してからは、辛い描写が続いて
何度も涙腺を緩めさせられてしまいました。

絶望的な悲しいロード・ムービーでしたが、この旅こそ
彼らにとって最高の判断、最上の時間であったことでしょう。

私は男ですから夫の立場から、精一杯付き添って
ああいう形で妻の看取ることが出来て、
なんら後悔などすることはないと思います。

夫婦の娘役の西原亜希さんも
出番は少なかったのにすごく良かった。


あのSATYで買ったスカートは穿くことがなかったのかなあ。





















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