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zoom RSS 映画 「サクラサク」

<<   作成日時 : 2014/03/20 01:06   >>

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映画 「サクラサク」



実力派俳優緒形直人を主演に迎え、さだまさし原作の
短編小説を映画化した感動の家族ドラマ。

父親が認知症を発症したことにより、改めて家族の大切さを痛感した主人公が、
もう一度絆を取り戻そうと奮闘する姿を映し出す。

『利休にたずねよ』などの田中光敏が監督を務め、
妻役に南果歩、父親役にベテランの藤竜也がふんする。

原作者のさだ自身による主題歌はもとより、切なくも美しい人間模様が胸を打つ。
                                        シネマトゥデイ
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地味ながら良作に思いました。

タイトルからして、受験生の話なのかななんて思ってましたが、
年老いた父親の認知症と崩壊寸前の家族の再生の物語でした。

この父親役の藤竜也さんのいぶし銀の演技が光ります。

実は大好きな俳優さんなんです。
日活のニューアクションの頃から、本当に格好良くてダンディーな人でしたが、
こういう役をやられるようになっているのが正直ちょっと淋しいような気もします。

認知症を発症し、自分が分からなくなる辛さと恐怖、
更に冷えきった家族の仲、見ていて悲しくて泣けてきそうでした。

主人公は家族のことを全く顧みなかった仕事人間でした。
実は日本の映画やドラマには良くこのような人物が登場します。

これにも少々違和感、アンバランスさを覚えます。

大体、会社では大変に有能で上司、部下からの信頼も厚いという人間であれば
周りがよく見えている気配り人間であって、家族だけは無視というのは考えにくいでしょう。

お爺ちゃんが粗相をしてしまっても面倒を見ない母娘が憎悪すべき存在は
主人公であって、あの優しそうなお爺さんでは無いはずでしょう。

更に母娘からの電話一本で、主人公は会社から仕事をおっぽり出して
即、駆けつけるのです。家族を顧みない彼のキャラはブレブレに思います。

この冷えきった家族が再生に向かうきっかけも少々安易な印象でした。

ネガティブなことばかり書いてきましたが、総じて泣ける感動的な作品でした。
そう感じた作品だからこそ、ちょっと気になった点を記してみました。

何より、藤竜也さんの演技に魅せられました。
年は取ってもやはり格好いいし、ときおり見せてくれる茶目っ気が、らしいです。

福井あたりの風景も素晴らしくキレイでした。


去年見た「ペコロスの母に会いに行く」にテーマが似ていましたが、
本作は若干センチメンタリズムに過ぎた嫌いがないではありません。


でも「ペコロス〜」同様、大いに泣ける映画です。


























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