映画 「天使 」

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映画 「天使 」 の試写を一ツ橋ホールにて。

先日、ごく内輪の友人たちと飲み会がありました。
あまり宴席は得意でないのだが、10年とか20年来のつきあいである
気心の知れた友人らとは、一緒にいて疲れないのがいいのです。

さて、今日の映画は「天使 」。あの深キョンの映画です。

「天使 」というと20年ほど前のフランス映画を思い出します。
こちらははっきり言ってなんだかワケのわからない、難解というか不快な映画でした。
こんな古い映画、観た方はあまりいないでしょうが、アヴァンギャルドな実験的作品があったのです。
私もそうでしたが、誰も決してなんだこりゃ、とは言わずに苦痛に耐えて観ていたのです。

懐かしいなあ。今観ることは出来るのでしょうか。怖いもの見たさで観たくなった人はぜひどうぞ。
あ、ヴィム・ヴェンダースの「ベルリン・天使の詩」は素晴らしい作品ですのでオススメです。

深キョンの「天使 」は、とてもほのぼのとした愛すべき作品に仕上がっていました。
テンポがとてもゆるやかで、いくつかのストーリーが交錯しつつ進むので
最初のうちは若干かったるく思えましたが、なかなか味わい深い楽しい作品でした。

深キョン。プロフィールを見ると’82年生まれですので、もう23歳なのです。
でも、この天使の役は彼女以外に思い浮かびません。適役でした。

なんと、彼女はこの映画では一言も発しません。
表情だけでなんとも愛くるしく、キュートな天使を演じてくれました。

なぜかジンライムが好物で、自由気ままでちょっとイタズラ好き、人のアクセサリーも欲しくなってしまう天使。
ポジティブに魔法を使って物事を解決するのでなく、そばにいてちゃんと見ていてくれるだけ、それだけで
人々を幸せな方向へ導いてくれる天使。

深キョンの天使が、フワフワと画面に出ているととてもしあわせな気分になれました。
こんな可愛い天使が実際にいてくれたら、世の中もうちょっと楽しくなるに違いありません。

他の登場人物のなかでは、シングル・ファーザー役の永瀬正敏さんは流石に上手く
またその彼の娘のちいちゃんが、もうムチャクチャに可愛くてたまりません。

永瀬正敏さんの衣装に注目してください。子煩悩の良いパパなのにあの服のセンス。どこに売っているんでしょう。

ちいちゃんと深キョンの天使が、ミュージカル風に優雅に舞い歌うシュガーベイブの「パレード」は
この作品のハイライトのひとつでしょう。

佐藤めぐみさんのくだりは、いささか強引な気もしましたが、他の出演者たちもそれぞれに好演しています。
特に西田尚美さん、いつもながら可笑しいです。良いスパイスになっていました。
私のお気に入りの永作博美さんもイメージどおりの慎み深く穏やかで優しい役どころ。
最後のセリフで決めてくれました。

心震える感動大作というのではありませんが、ゆったりとした気分で観るとホッとさせてくれる映画でしょう。

帰り道にふと見上げると古いマンションの屋上の給水槽に天使が腰掛けて・・・。



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  • またきますね!

    Excerpt: Weblog: す・・すみません racked: 2005-12-20 15:55
  • 「天使」をみた。

    Excerpt: 「この風!この肌触りこそ戦争よ!」byランバ・ラル どうも! 今日も映画です。 天使 (story)   東京のとある街。ここには、恋愛、友情、家族など、かけがえのない愛に悩む人々が暮� Weblog: 今日も明日もカエラと映画とマンガ racked: 2006-01-23 15:01