映画 「狩人と犬、最後の旅」

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映画 「狩人と犬、最後の旅」 を観ました。

こういう映画大好きなんです。
ロッキー山脈で狩人として暮らす男と犬たちの物語。

こういう映画は、こういうのが好きな人だけ観ればいいと思います。
でも「ディープ・ブルー」や「皇帝ペンギン」のような自然派ドキュメンタリーは
結構日本では人気があって、観客も良く入るそうです。

そういう人たちは誰に薦められなくとも、きっと映画館に足を運び
大満足して帰っていくことでしょう。

圧倒的なスケールでロッキーの厳しくも美しい大自然が描かれ
ひとつひとつのシーンに、ただ目を奪われることでしょう。

この映画のチラシに、作家・椎名誠氏が素晴らしい文章を書かれています。
ぜひ手にとられて一読されることを望みます。
私なんぞが屁のようなレビューを書くのが恥ずかしくなるような見事な文章です。

この作品は、ロッキーを長年生き抜いた実在の狩人ノーマン・ウィンターを
彼自身が演じるという形を採っています。

したがって完全なドキュメンタリーではなく、一応のストーリーがあります。
が、もちろん作為的なものではなく、どの場面も本物の手応えに驚嘆するほどです。

カヌーでもなんでも自作してしまうノーマンですが、圧巻なのは家作り。
森へ入って斧で木を切り倒し、そいつを馬で引かせて、ここはと思った予定地に運ぶ。

最低限の道具でみるみる家を建てていくノーマンの姿には
男として憧れるなどというより、ただただひれ伏すのみである。

一方の主役の犬たち。
こんな状況での犬と人間はまさにパートナーと呼ぶに相応しく、犬たちの逞しさ、健気さは
犬好きでなくとも、たまらないものでしょう。

ブリザードの中を懸命にソリを曳いて走る犬たちの姿には、胸が熱くなります。

全篇がとびっきりの、宝石のような素晴らしい作品でしたが、小さなことをひとつだけ。

湖で老狩人と一緒に氷に穴を開け、イワナの類を釣り上げるシーンがありましたが
他のたくさんの映画同様、魚はグッタリしていたのが残念でした。

釣りをされる方はもちろんのこと、水面から抜き上げられた魚が
どれほど全身をくねらせ、猛然と尾を叩くかをご存知でしょう。

これはいつも思うことなのですが、本番の直前に予めフラシにでも生かしておいた
イキのいいヤツに取り替えるぐらいのことが、他のシーンに比べて
ことさら難しいことには思えないのですが、どうなのでしょう。
釣りをしない方は、魚はああやってグッタリ上がってくるものだと思っているのでしょうか。

余談でした。
この手の作品の好きな方、こんな凄い映像観ないと損しますよ。




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