映画 「007 カジノ・ロワイヤル」

映画 「007 カジノ・ロワイヤル」 を観ました。

ハリウッドの誇るお宝キャラ、007　ジェームズ・ボンドのシリーズ21作目となる
「007 カジノ・ロワイヤル」を観てきました。

今日はジャパン･プレミアということで、もうお馴染み国際フォーラムのホールA
というところでの試写会でした。

キャパ5千人という巨大なホールの中には、著名な方も少なからず招待されているようで
郷ひろみさんや叶姉妹のお姿なども見ることが出来ました。

まあ今時 ”007” と言われても、正直いって新味に乏しく、さほどの期待感は持たずに
上映を待ちました。

ところがさすがは007 というべきか、たっぷりとお金を掛けて、まさにエンターテインメントの
王道をいく、楽しい作品に仕上がっていました。

まずは冒頭のボンドと爆弾犯との追っかけシーンに、度肝を抜かれます。
映画ファンはすぐに過去に観た映画と比べたがるものですが、さすがはボンド映画
ありえないほどのシーンの連続でしたが、VFX臭さがあまり感じられないのが
何よりスゴイところでした。

以降も畳み掛けるように、アクション・シーンの連続でした。
そしてホッと一息つくところは、これもお約束のボンドと美女の逢瀬の場面。

そしてまたジェットコースターのごとく、テンポアップして昇ったり降りたりが始まります。
例によってボンドは相当ムチャしますし、突っ込みどころは数多く
またスパイ映画の常として、出てくる人物のうち誰が味方で誰が敵やらで
観客も次第に疑心暗鬼になってきますが、快調なテンポで全く飽きさせません。

ちょっと長尺の2時間24分という映画でしたが、決して退屈することなく
並みのアクション映画2、3本観たような、もうお腹一杯、という感じの
満足感がありました。

あえて難を言うなら、主役のボンドを演じたダニエル・クレイグ。
私の世代であれば、ジェームズ・ボンドといえばショーン・コネリーのイメージが
あるのです。ボンドには強さや格好よさはもちろんなのですが
セクシーさや洒落たスマートさが不可欠に思うのです。

その点においてダニエル・クレイグのボンドは、マッチョでタフなイメージだけが
強すぎて、どちらかといえば悪役の方が似合うルックスのように思います。

今回は007への昇進試験という設定でしたが、このまま続くと007も
「ミッション･インポッシブル」も変わらない映画になってしまいそうです。


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Comments

[sakura]

久しぶりに来てみたら！すごいですね！絵が前面に。「ワールド…」は友人から返事はなく、まだで。「王の男」は別の友人と行こう！と言っています。

[Mr.G]

sakuraさん、久しぶりですね。
ちょっと飽きたのでいじってみました。お気に召していただければウレシイです。
「王の男」はオススメです。