映画 「7月24日通りのクリスマス」

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映画 「7月24日通りのクリスマス」 を観ました。

中谷美紀・大沢たかお主演のラブ・コメディでした。

ハリウッドのロマンティックなラブ・コメディや、フランス映画のお得意な
お洒落でライトな感覚のコメディは、日本映画の最も苦手な分野では
なかったかと思います。

ヒロインが難病で死んでしまう映画や、艱難辛苦を乗り越える感動モノではない、
内容は良く判らなくとも、恐らくほのぼのとした感じで、ハッピーエンドで終わる映画
だろうという予感を持って、映画館に向かえる映画は、実はそう多くありません。

特に日本映画は肩に力が入ったような作品が多く、この映画のような
ほんわかとした気分にさせてくれる映画は、貴重ではないかと思います。

作品の内容としては、目新しいところはなく、王子様との出会いを夢見る
ダサい主人公の女性・サユリが、憧れの先輩との恋を成就させる・・・
という古~い少女漫画のようなストーリーなのですが、これが悪くありません。

まさにクリスマス前の、なんとなくウキウキワクワクとする気分に
させてくれるような映画だったと思います。

もともと美形の中谷美紀がヒロインを演じるので、恋に目覚めて垢抜ける前の
地味なファッションでボサボサの髪の彼女も十分すぎるほどキュートです。

このあたりは最近観た「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイも同様でした。

ストーリー展開も、こちらの予想を裏切ることのない素直なもので
それが返って安心して見ていられたような気がします。

まあこういう予定調和なお話は、細かいエピソードを積み重ねて描ける
TVドラマの得意とするところであって、この映画では若干食い足りないところ、
特に憧れの先輩役の大沢たかおの心情の変化の描写などに
物足りなさを感じたりもするのでした。

でも何故か全編にわたって、不思議でファンタジックな雰囲気が
横溢していたのは、それでなくても異国情緒のある長崎の町が
舞台だったからでしょうか。

主人公・サユリの妄想として描かれ、随所に挿入されるリスボンの町の
景色は美しく、更に効果的でした。

小日向文世やYOUさんらの脇役陣も好演です。

特に佐藤隆太のいつもながらのイイ奴ぶり。
どの作品観ても似たようなキャラながら
彼が出てくると画面が明るく楽しくなります。

でも今回の彼は、幼馴染みの漫画オタクで、ヒロインを一途に思う役どころ。
その存在感があり過ぎて、ラストのヒロインのハッピーエンドの結末に
手放しで喜べないほど、ちょっと気にかかってしまうのでした。

気楽な気分で楽しめた映画でした。

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この記事へのコメント

2006年11月09日 19:39
こんばんは。
初めてお邪魔致しますm(_ _)m。
私も「7月24日通りのクリスマス」見ました!
>その存在感があり過ぎて、ラストのヒロインのハッピーエンドの結末に
手放しで喜べないほど、ちょっと気にかかってしまうのでした。
・そうですね!
あの彼が完結させたパラパラ漫画には、ジーンとしてしまいました
(>_<)☆
sakura
2006年12月06日 21:36
今夜レディースで行ってきました。「さえない、夢ばっかり見てる」女(の子はとうにすぎちゃった)が、自分にも重なって、レストランで待たされたあたりから、もう泣けて。こういうもう、全然さえないこの気持ちが、よーく表されてました。中谷さん大好きな人が地味なメークで、キレになってもまださえない、そこがすごく素敵でした(ああ)
Mr.G
2006年12月07日 00:54
sakuraさん、コメントありがとうございます。
この作品、傑作というのではなくとも気になる、暖かい映画でしたね。
私もモテナイほうの気持ちは良く判りました。でも序盤のサエない中谷さんも十分キレイで魅力的でした。(当たり前か)

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