映画 「ドレスデン 運命の日」

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映画 「ドレスデン 運命の日」 を観ました。

第2次世界大戦末期、連合軍による空襲で壊滅的な被害を受けた
文化と芸術の街ドレスデンを舞台にしたドイツ製作の戦争映画でした。

ドレスデンに住む若い看護士と、彼女と恋に落ちる敵国のイギリス兵、
婚約者の同僚の医師、家族や友人などの市井の人々の姿を描いていました。

敗戦色が濃厚な1945年2月の病院には、ケガ人が続々と運ばれ
激務に追われる主人公の看護士アンナの身辺にも緊迫した空気が流れます。

映画の前半部分を観た感じでは、主人公の数奇な運命的な恋が
間一髪のところで危機を乗り越え成就する、というような古典的な展開の
作品のように見えたのですが、そうスンナリといくものではありませんでした。

後半においては、全く先の読めないストーリーに引き込まれました。
いよいよ連合軍によるドレスデンへの大空襲が開始されると
これはもう、地獄絵図といっていいシーンが展開されました。

一般市民を狙った無差別爆撃の凄まじさ、瓦礫の山と化した街、
焼け焦げた死体が山となった様に息を呑みます。

この映画は”ドレスデン 運命の日”である大空襲をドイツとイギリスの
双方の視点から描いていました。そのあたりは先のイーストウッド監督の
硫黄島二部作と同じく、戦争の愚かさを描いて、善悪を問うようなものでなく
ただ戦争がもたらした悲劇を直視し、平和を希求するものでした。

2時間半の大作でした。その割りに人物描写が少々散漫な感じを
受けた所もあり、感情移入がし難い印象が残りもしました。
ですが空襲のシーンは白眉であり、一気に見せてくれました。

印象的だったシーンをひとつ。
空襲で弟を亡くし自殺を試みた少年を、英兵士のロバートが手品などを見せて
自殺を思いとどまらせる場面。とってもいいシーンでした。
やみくもに拳銃を取り上げるのではなく、優しく少年に語りかけるロバート。
アンナが彼に惹かれたのは、この場面をを見ていたからだったのでしょうか。




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  • セロの首が下に移動するマジック

    Excerpt: しかしこうやってセロマジックを動画でみると、たしかに 凄いインパクトあります。 Weblog: マジックタネ明かし 真実 racked: 2007-03-28 22:05