映画 「大日本人」

画像



映画 「大日本人」 を観ました。

松本人志が、企画・初監督・主演を務めて撮り上げた長編第一作で
ある本作は、松本自身の考える“ヒーロー像”を描いた異色作。

公開後の客足の良さと、ネットでの評価の別れ方が
極端なことなどやはり、とても気になる映画でした。

はてさて、とても一言では言い表せない怪作ではありました。
松本人志という人間が色濃く出た作品だと思いました。
この映画を観る人の多くは、松本人志という名前で
劇場に足を運んだのでしょうから、これはこれでよかったはず。

状況設定のユニークさは、唖然とするほど傑出していました。
導入部から中盤までは、長編第一作ということを割り引いても
独特の哀感が滲む語り口で、見せてくれました。

評価を分けたのも終盤の括りかたでしょう。
あまりに判りやすい日米朝の比喩を始め、実写宣言をしてからの
ガラリと違うテイストの、意図するところは何なのでしょうか。

今考えてみても分からないのです。

思うに幼児の怪物や4代目あたり以降の展開は、素人でも
幾通りものエンディングが想像出来て、無難にまとめたり、
少々クサく感動モノ路線で締めるのも、容易だったはずなのに、
あえて一番チープで、テレビの3流バラエティのようなエンディングに
したように思えるのは、松本人志のテレではないのかと。

松本人志を知らないカンヌの人たちが、この映画を観たら
それは意味不明で、不愉快な作品ではないでしょうか。

松ちゃんの”間”の話芸の面白さなど伝わりようがないですから。

吉本興業の税金対策とかいう人もいるようですが
それはそれで、そういう見方もありだと思う映画です。

私には結構、笑えて楽しめた映画でした。
次回作があれば、ぜひ観てみたいです。



人気blogランキングへ
画像 

Mr.Gのオススメ






ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

YUTAKA
2007年06月27日 16:18
あえて公開前の宣伝を小さめに控えていただけに期待が大きい映画ですね。個人的にも松本氏は天才だと思っているので、前評判抜きに観に行くつもりです!
それよりなにより笑ったのは、カンヌで松本氏がサルコジをちょっぴりおちょくる様なコメントをしたときのフランス人のブーイング。懐が狭い連中ですなぁ。
Mr.G
2007年06月28日 01:08
私がこの作品で一番笑ったのは、松ちゃんとマネージャーUAさんとの掛け合い、松ちゃんと板尾怪物との掛け合いの部分で、その会話の妙というか、話芸の部分でした。ですので映画としての評価は大変しにくく、微妙なものとなります。

この記事へのトラックバック