映画 「地球でいちばん幸せな場所」

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映画 「地球でいちばん幸せな場所」 を観ました。

ベトナムのホーチミンを背景に、利発でたくましい孤児の少女と
孤独な男女の交流をつづる心温まる人間ドラマ。

監督はアメリカとベトナムのハーフで、
本作が長編デビューとなるステファン・ゴーガー。

ストリートで取材を重ね、生きるために働く子どもたちの
大人顔負けのたくましさと行動力をまっすぐに描いた。

現実的でありながらロマンチックで、優しい気持ちになれる作品。

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アメリカとベトナムの合作映画だそうです。

ホーチミン市の街の喧騒が、映画の舞台となっているのが新鮮で
とても興味深く、同じアジア人として懐かしさすら覚えるのでした。

孤児の少女と一組の男女を巡る、不思議な味わいのファンタジーを
ムッとするような熱気をはらんだ、ホーチミンの日常的な風景の中に
描いて、とても魅力的な映画に仕上がっているように思いました。

貧困にめげないポジティブな少女が夢を掴む、というようなお話ですが
いわゆるハリウッド映画にありがちな強引さとは、少々違う手触りを感じて、
そこが本作の魅力でしょうか。

リアリティがどうとか、果たしてそれで・・・とか考えるのは野暮というもの。

なにより魅力的なのは、少女トゥイを演じたファム・ティ・ハン。
そのチャーミングな笑顔や、強い意志を持ったまっすぐな瞳に惹かれます。

彼女がいつも笑顔でいられるようにと、素直に思わされてしまいます。
そんな作り手の暖かい視線が感じられて、じんわりとした感動を呼ぶ映画でした。

意地悪なオヤジとして登場した彼女の叔父さんですが
彼女を一人前に扱い、決して理不尽な事は言ってない様に思いました。

悪人が出てこないで、貧しくてもみんな親切、ということでは
ちょっと「三丁目の夕日」のような味わいもあるハートフルな作品でした。

こんなことを書くと、これからご覧になる方が誤解を招くかも知れません。
一番似たイメージの作品は、ウォン・カーウァイ監督の「恋する惑星」でしょうか。











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