映画 「デス・レース」
映画 「デス・レース」 を観ました。
脱獄不可能の刑務所で繰り広げられる、“死のレース”へ
出場を決意する男の試練を描くアクション・ムービー。
インディペンデント映画で有名な、ロジャー・コーマンが手掛けた
1975年の『デス・レース2000年』を『バイオハザード』シリーズの
ポール・W・S・アンダーソン監督が現代的なアレンジでリメイク。
主演は『トランスポーター』シリーズのジェイソン・ステイサム。
流血とスピードと破壊が支配する壮絶なレースシーンに圧倒される。
(シネマトゥデイ)
-----------------------------------------------------
いやー、楽しかった。
こういうしょーもない(!?)ストーリーを、本気で
お金掛けてやってしまう、ハリウッド映画は素晴らしい。
もともとのオリジナルは、バカバカしく
モラルのかけらもないロジャー・コーマンの怪作でした。
こちらも少々エゲツないところもありましたが、
きっちりハリウッド映画に仕上がっていました。
主演は今や肉体派の代表、ジェイソン・ステイサム、
この人のハンドルを握る姿が、実に決まっています。
理解に苦しむ難解な映画や、甘ったるい恋愛映画、
奇跡ばかりの難病映画等々、すべてこの映画のパワーで
吹きとばしてもらいましょう。
たまにはこういうお下品な映画でストレスを解消しましょう。
ボーッと見ていても楽しいです。
とんでもない重装備で戦闘仕様の車がレースをするだけです。
その壮絶なレースシーンが見もので、えらく派手なのに
妙なCG臭さを感じさせないところが見事でした。
上映時間105分があっという間でした。
ラストは、あえてB級テイスト溢れるお気楽モードのエンディング。
思わずニヤリの出来映えでした。
この記事へのコメント