映画 「007 慰めの報酬」
映画 「007 慰めの報酬」
イギリスの諜報部に属するスパイ、ジェームズ・ボンドの
諜報活動を描く人気スパイ・アクションのシリーズ第22弾。
前作のエンディングから続く本作では、任務と
個人的な復讐の間で葛藤するボンドの姿を映し出す。
監督は『チョコレート』のマーク・フォースター。
ボンド役をダニエル・クレイグが続投し、『潜水服は蝶の夢を見る』
のマチュー・アマルリックが悪役で登場する。
世界でロケを敢行したスケール倍増のアクションに圧倒される。
(シネマトゥデイ)
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007もシリーズ第22弾だそうです。
ハリウッドが最も得意としているこの手のアクション映画は
他にも似たようなものも多く、最近個人的にはあまり
触手が伸びないようになってきている気がするのでした。
それでもスパイ・アクションの本家ともいうべき
007、ジェームズ・ボンドですのでここは期待しましょう。
果たして、良く出来た楽しめた映画でした。
冒頭から、定番のカーチェイスやら超人的な追っかけっこで
観客を引き込んで飽きさせないソツのないつくり。
なかなか快調に飛ばしてくれて、あまりCG臭さもなく
さすがの肉体派ダニエル・クレイグが見せてくれます。
アクション同様にストーリーの展開も速いのですが、
ボンドは何の復讐に燃えているのか、”ヴェスパー”って誰?、
っていう風によく分からないところがありました。
そう、これは前作『カジノ・ロワイヤル』の続きなのでした。
私も前作は見ていましたが、こんなこともう覚えていません。
他にも前作からのキャストが何人もいて、あーこの人いたいた
というように徐々に記憶がよみがえる感じでした。
まあ、それでも十分楽しめた映画でした。
ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドは冷徹で切れやすく、
肉体派で泥臭い、彼なりの007になりつつあるようでした。
それも悪くは無いですが、ボンドは粋で洒落てて艶っぽい、
というのが、やはり好みなのですが・・・。
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