映画 「ヘブンズ・ドア」

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映画 「ヘブンズ・ドア」

死と隣り合わせの状況で芽生えた、生きたいという
思いとともに展開する新感覚青春ロードムービー。

ドイツで大ヒットした映画『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』
を原案に『鉄コン筋クリート』の監督、マイケル・アリアスが
メガホンを取る。

主演は『真夜中の弥次さん喜多さん』以来の映画主演となる
長瀬智也と『L change the WorLd』の福田麻由子。

余命わずかな二人の出会いから始まるストーリーは、
観る者に勇気と希望を与えてくれる。    (シネマトゥデイ)
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ちょっと不思議な肌触りの映画でした。

余命わずかな者同士の刹那的な逃避行ロードムービーというと
私などは、1970年代あたりの映画の匂いを感じたのですが、
当時の破滅型の暗い雰囲気は無く、むしろ清々しさとか
爽快感すら覚えるような映画のように感じました。

アニメと実写の違いこそあれ、マイケル・アリアス監督の
前作『鉄コン筋クリート』にも似た、無国籍なファンタジー
といったような奇妙な味わいがそう感じさせたのでしょう。

これはふとした偶然から、病院で奇跡的に出会った二人の、
他愛のない夢や妄想の物語として見るのが、恐らくは正しくて
強盗を繰り返すのも、どこかリアル感の無い怪しい悪の組織も、
なんとなく間の抜けた愛すべき警察官たちも、おとぎ話を彩る
アイテムたちとして見るのがいいのではないでしょうか。

そう、あるいは福田麻由子ちゃん演じる、ずっと入院を続ける
14歳の少女、春海の夢のお話であったのかも知れません。

だから二人の逃避行が、とても愛らしいと思えて
応援したいという気持ちになるのでしょう。

長瀬智也クンの規格外な感じが好ましく見られました。

ですがやはりこの映画の主役は福田麻由子ちゃん。
文句無く可愛くて魅力的でした。

こんな女の娘の夢なら、誰でも適えてあげたいと思うはずです。

ちょっと、余命わずかな病弱の少女には見えないほど
生き生きとしていて、くるくると変わる表情が素敵でした。
でもこれでいいんだと思います。

田中泯さんはいつもながらの存在感が素晴らしく、
三浦友和さんが、これまた絶品の味を出してくれていて
このおとぎ話に洒落たコメディーの味わいを加えてくれました。

ラストシーンの海がキレイでした。










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この記事へのコメント

YUTAKA
2009年02月01日 02:45
「ちびまるこちゃん」の初代実写版で まるこちゃんのおねえちゃん役だった時は、まるちゃんの演技力におされ気味で やや影が薄かった印象がありますが その後色々場数を踏んで、彼女は成長しましたね。少女とも大人ともつかない微妙な年齢.........おっさんの我々には何故だか近寄りがたい、それでいて近寄りたい不思議な魅力があります。

それにしても三浦友和さん........「3丁目の夕日」の時もそうでしたが、今までのシリアスな線よりも、ひょうひょうとした人間味のある役回りの方が実は向いているのではないでしょうか?
Mr.G
2009年02月01日 06:48
YUTAKAさん、全く同感です。
福田麻由子ちゃんの少女から大人への微妙な時期を捉えた貴重なフィルムといえるのではないでしょうか。

三浦友和さんといえばかつては天下の美男子で、その後は百恵ちゃんのダンナとして語られる存在でしたが、見事に役者さんとして着実に成長されて、いまや無くてはならない俳優さんになられましたね。リッパです。

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