映画 「消されたヘッドライン」

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映画 「消されたヘッドライン」

イギリスのBBCテレビの人気ドラマを『ラストキング・オブ・スコットランド』
のケヴィン・マクドナルド監督が映画化したポリティカル・サスペンス。

あるスキャンダルをきっかけに、巨大な陰謀に巻き込まれていく
記者たちの戦いの日々を描く。

粘り強いベテラン記者を演じるのは、ラッセル・クロウ。
また、ヘレン・ミレン、ベン・アフレック、
レイチェル・マクアダムスら豪華キャストが名を連ねる。

警察の捜査さえも及ばぬ事件の深い闇へと、
次第に近づいていく緊張感に手に汗握る。   (シネマトゥデイ)
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文句なしに面白い映画でした。

ハリウッドのドンパチばかりの薄っぺらな大作志向の作品とは
一線を画す、良質のポリティカル・サスペンスでした。

新聞記者VS権力というと、「大統領の陰謀」を思い出しますが、
この名作にも劣らない、緊迫感のある先の読めないスリリングな展開が
時間を忘れさせてくれた一作でありました。

主演のベテラン記者カルにラッセル・クロウ。

この人何を演ってもさすがの存在感を見せてくれます。

彼のデスクの崩れんばかりの書類の山と、一杯に貼られたメモが
実にイイ感じで、いかにもという雰囲気が出ていました。

相棒となった若い女性記者デラはWEB版の担当で、
ペンすら持っていないというイマドキの記者で、
クロウとの対比が面白く、今の映画である感じがします。

このデラ役はレイチェル・マクアダムス。とてもキュートでした。

ストーリーはかなり複雑でしたが、
見せ方が非常に上手く引き付けられました。

どちらかというと泥臭い展開で、ドキュメンタリーを見るような、
いかにも現代のアメリカならば、さもありなんというお話でした。

クロウのカル記者もメタボな体形で、ちっともヒーローチックではなく、
人間臭い記者でしたが、清濁併せ持ったやり手のベテラン記者らしい、
顔の広さや強引な取材の描写が、実に見応えがあったのでした。

目まぐるしい展開を見せる映画でしたが、終始リアルな感があり、
地に足の着いた、良く練られた脚本に思えます。

新聞記者の映画ですので、スクープをモノに出来るかという
観客の興味も満足させてくれました。

ラストに流れる映像は、出来上がった新聞が印刷され、
出荷されるまでの工程が静かに映されるというものでした。

これが実に心地良い余韻を感じさせてくれたのですが、
ここで流れた音楽が、CCRの名曲、”Long As I Can See The Light”
ジョン・フォガティの力強い歌声がガツンときて、身に染み入るようでした。




映画『消されたヘッドライン』ワシントン・グローブ社日本支社発 市民ジャーナリスト・サイトバナー













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  • 『消されたヘッドライン』@試写会

    Excerpt: ラッセル・クロウとベン・アフレックって、かなり嫌いな俳優なんだよね~(笑)。それでもこの映画を観たかったのは、新聞社が舞台だったから。毎日がデッドラインとの戦いなんて、それだけでもスリリング。そこに特.. Weblog: マイ・ブルームービー・ナイツ   my bluemovie nights racked: 2009-05-14 16:23
  • 消されたヘッドライン

    Excerpt: 観ようか、、、観まいか、、、悩んだのよ~コレ。・・・・・ラッセル・クロウったら、、、太り過ぎじゃないポヨ~ン いや、、、笑顔はキュートだけどサ【story】ワシントン・グローブ紙の敏腕記者カ.. Weblog: ★YUKAの気ままな有閑日記★ racked: 2009-05-27 06:10