映画 「スター・トレック」
映画 「スター・トレック」
テレビドラマや映画でおなじみの「スター・トレック」を再構築し、
ジェームズ・T・カークの若き日を描くスペース・アドベンチャー。
あるアクシデントによりUSSエンタープライズ号に乗ることに
なったカークが、宇宙への冒険で成長していく姿を描く。
監督は『クローバーフィールド/HAKAISHA』のJ・J・エイブラムス。
カークを演じるのは、『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』に
出演しているクリス・パイン。
1960年代から続く人気シリーズが、最新のVFXを駆使して
どう生まれ変わったのかが見どころ。 (シネマトゥデイ)
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これぞハリウッド大作といった作品でした。
相当に気合を込めて作った感があって、
このテの映画にはイマイチ乗りにくい私でも
十二分に楽しめた、出来の良い映画に思います。
「スター・トレック」というのは、歴史のあるシリーズで、
私も大昔にTVで何度か見た記憶があります。
もちろん、今作はその頃の素朴な感じは全く無く、
もう最初の襲撃シーンから、飛ばしっぱなしの
ハイテンションのジェットコースター・ムービーなのでした。
派手なドンパチや、スペクタクルなシーンは
さすがに見応えのあるものでしたが、それだけでなく
ドラマの部分がしっかりしているので飽きません。
それにしても、荒唐無稽に見える未来の話を
さも見てきたかのように、あれやこれやと展開させる面白さは秀逸。
まあコアなSF好きにはいろいろと突っ込みどころもあるのでしょうが、
さすがに名作の人気シリーズだけあってユニークで楽しめました。
登場する人物のキャラ設定が上手く描き分けられていて、
笑える要素もふんだんに散りばめられた作品になっていました。
マニアもそうでない人も十分楽しめる映画でしょう。
この記事へのコメント
大作でありながら、細部にも手を抜いていないところに好感が持てました。
従来からのファンならば何倍も楽しめるのでしょう。