映画 「ディア・ドクター」

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映画 「ディア・ドクター」

『蛇イチゴ』『ゆれる』の西川美和監督が、僻地医療や
高齢化など現代の世相に鋭く切り込む人間ドラマ。

本作で映画初主演を務める笑福亭鶴瓶が無医村に
赴任した医師を演じ、その医師の失踪をきっかけに
浮かび上がる彼の人物像を軸にした心理劇が展開される。

『アヒルと鴨のコインロッカー』の瑛太のほか、八千草薫、
余貴美子など、若手やベテランともに実力のあるキャストが集結。

人間の複雑な内面をえぐり出すことに定評のある
西川監督のオリジナル脚本に期待したい。  (シネマトゥデイ)
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相変わらず好調な西川監督、今回もイイ映画を見せてくれます。

前作『ゆれる』のガツンとくるインパクトこそありませんでしたが、
これはこれで実に良く出来た映画に思えました。

静かでシンプルで、明快な分かり易い語り口でありながら、
実に自然にいろいろなことを問いかけ、考えさせられるのです。

しかも頭でっかちでなく、楽しく映画が見られます。

西川監督が非凡なのは、見る人の判断、受け取り方によって
さまざまな解釈が可能であるところにもあります。

決してナレーションを多用して、ひとつの答えに導くような
作り方をしていません。

映画の鑑賞後に友人と語り合うにはぴったりの作品です。

主演の笑福亭鶴瓶氏は、この主人公を演じるに演技の巧拙を超えて
これ以上ない存在感を示してくれたように思います。

余貴美子、香川照之らベテラン勢はさすがの好演技、

なかでも光っていたのは八千草薫さん。

医師の娘役の井川遥も出色の演技で、この二人のエピソードは
この作品のハイライトで泣かせてくれます。

ラストはちょっと意外なエンディングでした。
これをどう見るかはそれこそ十人十色の受け止め方があるでしょう。

なにかホッとさせてくれたこのラスト、私は好きです。















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