映画 「ボックス!」

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映画 「ボックス!」

百田尚樹の同名の人気小説を『デトロイト・メタル・シティ』の
李闘士男監督が映画化した青春映画。

高校のボクシング部を舞台に、まったくタイプの異なる青年二人が
リングに青春を懸ける姿を鮮やかに映し出す。

『ROOKIES』シリーズの市原隼人が丸刈りで天才肌のボクサーを熱演。

そのライバルを『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』の
高良健吾が体当たりで演じている。

実力派の俳優たちが命懸けで挑む迫力のファイトシーンは必見。
                        シネマトゥデイ
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これは大変面白く見られた映画でした。

お話としては良くあるタイプの、ボクシングの青春もの
と言えるのですが、良くまとまった実に楽しい映画でした。

好対照の二人の主人公を始め、いわくありげな部のコーチ、
正義感の強い女教師、心臓病の女の子など、ありがちな登場人物による
ベタで、あっと驚く新しさこそないものの青春映画の王道をゆく
疾走感、爽快さが感じられた作品に仕上がっていました。

似たような設定、展開のものは、数多くあるように思う中にあって
実に丁寧な、ツボを押さえた演出が成功の要因でしょうか。

簡単なようでこれが実は一番難しいことのように思えます。

加えて役者陣の好演。

ヤンチャで男気のある一本気な若者といえば、市原隼人クン。
彼とまるで好対照の優しく繊細で好青年タイプの高良健吾クン。

ソラニンでギターを弾いて歌を歌った彼とはまた違う一面が見られました。
市原クンの天才肌のボクサーというのは存在感があって熱演でした。

二人はもちろん、周りを固める人たちもお決まりの展開に
それぞれがピタリとハマった気持ちの良さがありました。

特にボクシング部の面々(マスコットの犬までも)は、
目立たないながら、とてもイイ味を出していました。

谷村美月ちゃんの役など、あまりにお約束の役どころでしたが、
そこはさすが美月ちゃん、陳腐になるどころか心に残るヒロインでした。


王道の定番ネタを丁寧に積み重ねたような作品ですので、
この作品は、映画祭で賞を採るような映画ではないでしょう。

でも私のような年がら年中映画を見ているような人はともかく、
たまに見に行く映画は見終わってスカッとするようなものがイイ、
という人にはこういう作品に当たって欲しい、と思う映画でした。

ボクシング映画のラストは、やはり試合のシーン。

ここでの見せ方も実に上手くて気持ちの良いエンディングでした。



















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