映画 「アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち」

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映画 「アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち」

アルゼンチンタンゴの歴史をひもとき、その黄金時代を築いた
巨匠たちの歌と演奏を収めた音楽ドキュメンタリー。

『ブロークバック・マウンテン』『バベル』でオスカーを受賞した
世界的音楽家グスターボ・サンタオラヤ企画によるアルバム「CAFE DE LOS MAESTROS」
に参加したアーティストたちのタンゴへの思いや、人生を映し出す。

『モーターサイクル・ダイアリーズ』のウォルター・サレス監督が
エグゼクティブプロデューサーを担当。

国宝級ともいえる巨匠たちが一堂に会したコロン劇場でのコンサートは圧巻。
                               シネマトゥデイ
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タンゴの音楽ドキュメンタリーです。

タンゴといって私が連想するものは、社交ダンスのカテゴリーのひとつ、
ラ・クンパルシータと、それに黒猫のタンゴぐらいのもの。

多くの日本人は似たような程度の認識しかないでしょうから、
正直この映画、出来はどうあれ興行的にはきっと厳しいものでしょう。

素直に白状すると、この映画に登場する巨匠たちの誰一人として、
私が名前を知るアーティストはいませんでした。

ですが音楽はジャンルなどではありません。

いい音楽とそうでないもの、というように分けるとすれば、
この作品に登場した音楽は、ほぼ例外なく素晴らしかったです。

この映画の後半は、コロン劇場というところでのコンサートの
模様が収められ、それは圧倒されるほど素晴らしいものでした。

それはタンゴに疎い私でも十二分に楽しめるものでした。

しかし前半部分の、マエストロたちが、とあるスタジオに集い、
その再会を喜んで抱き合ったり、軽口を叩きあったりするシーンは
恐らくアルゼンチンの人々の、100分の1も1000分の1も楽しめていない
だろうなということが明らかで、それは如何ともしがたいのです。

ジャズやロックであれば私もニンマリ出来たのでしょうが、
”国宝級ともいえる巨匠たち”でも全く馴染みが無いのです。

ですがさすがは巨匠たち、年は取っても見事な音楽を聴かせてくれました。

この映画を見る限り、タンゴという音楽は
とても年寄りのノスタルジーの音楽ではありませんでした。

現代のアルゼンチンではどうなのでしょう。
タンゴ・ミュージックに若いスターはいるのでしょうか。


















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この記事へのコメント

YUTAKA
2010年05月30日 21:15
バンドネオンのサウンドを聴くと、私もなぜだか心が躍ります。東洋にはありえない旋律とサウンド。「血が騒ぐ」というのとは別物の興奮。憧れもあるのかもしれません。
ロックやポップスとは違って、「売れてなんぼ」などという感覚は全くなく、「しっかりと熟成しながら受け継いでゆく」ものだと聞いたことがあります。日本でいうところの伝統芸能のようなものかもしれませんね。
私も観てみたくなりました。よい映画の紹介、ありがとうございます。
Mr.G
2010年05月31日 02:30
バンドネオンの音色ってイイですよねー。
しかしあの楽器を弾く人の頭の中はどうなっているのでしょうか。あんなに沢山の不規則な配列のボタンで、しかも蛇腹を押した時と引いたときでは違う音が出るなんて!?この映画でもその名人芸はたっぷり見られました。

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    Excerpt: 1940~50年代のタンゴの黄金時代を築いたマエストロたちが大集合し、彼らが奏でる歌と演奏をたっぷりと聴かせてくれる音楽ドキュメンタリー。『ブローバック・マウンテン』や『バベル』でアカデミー作曲賞に輝.. Weblog: LOVE Cinemas 調布 racked: 2010-08-05 23:03