映画 「漫才ギャング」
映画 「漫才ギャング」
自身の自伝的小説を映画化した『ドロップ』で監督デビューを果たした
お笑いコンビ品川庄司、品川ヒロシの監督第2作。
売れない漫才師が留置場で出会った不良と漫才コンビを結成して
巻き起こす騒動や友情、そして彼らの成長を描く。
ボケ担当の主人公には、『ROOKIES』シリーズの佐藤隆太、
ツッコミ役の相方には『クローズZERO』シリーズの上地雄輔、
主人公の元彼女に『フライング☆ラビッツ』の石原さとみがふんする。
品川監督の指導のもと、佐藤と上地のコンビが披露する本格的な漫才シーンに注目。
シネマトゥデイ
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品川ヒロシの監督第2作です。
今回も自作小説の映画化ということで、
まずはそこがスバラシイ、大拍手です。
映画の出来も前作以上に仕上がっていたように思えます。
前作同様特徴的なのは、セリフの多くが漫才の間で語られ、
多くの場面は深夜のバラエティのコントのように演じられます。
これが監督の持ち味であり、得意分野であることから
大いにこの路線で突っ走ってもらっていいと思います。
本作も監督の人脈からか、多くの芸人さんが登場します。
そして主役は漫才師というこの作品ですが、
佐藤隆太、上地雄輔という人気の二人が主演というのも
なかなか見事なキャスティングと言えるでしょう。
ストーリーはシンプルで他愛のないものでしたが、
これも判りやすさを身上としているのでこれでよし。
名のある映画祭で賞を狙うような作品ではないのです。
大いに笑わせてもらいました。
若い女性あたりがメインのターゲットだと思うのですが、
それには暴力的な描写を少し控えた方が良かったかも・・。
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