映画 「津軽百年食堂」 父との確執で100年続く食堂を継がずに故郷を捨てた若者が葛藤を乗り越え、 4代目として伝統と店を受け継ぐ姿を、初代店主の人生と重ねて描く人間ドラマ。 作家・森沢明夫の小説を原作に、2度の日本アカデミー賞優秀監督賞に輝く 大森一樹監督が、家族のきずなの物語を紡ぎ上げた。 老舗の初代と4代目、2人の主人公をオリエンタルラジオの中田敦彦と 藤森慎吾が熱演するほか、ヒロインを『櫻の園』の福田沙紀が好演。 地域の人々に愛された小さな食堂を舞台に展開する、 故郷や家族のドラマに心癒やされる。 シネマトゥデイ -------------------------------------------------------------- 小粒ながらジンワリとくる素敵な映画でした。 4代続く、地方の小さな食堂が舞台のお話でした。 こんなどこにでもあるような身近な家族の物語に惹かれました。 ことさらドラマティックにするでなく、エキセントリックな人物が登場するでない 私たちの日常に一歩二歩ほどの味付けがされたぐらいの展開が心地よかった。 地球の滅亡を防ぐ物語とかの映画はハリウッドに任せて、 日本映画はこういった地に足の着いた人間ドラマが似合います。 正直言ってオリラジの二人の演技はそこそこでしたが、 無理をさせていないところで及第点、そこは大森一樹監督の手腕でしょう。 その分随所随所で脇にベテランの好演が光ります。 何よりヒロインの福田沙紀ちゃんがとても良かったです。 今までの彼女は濃いキャラを演じることが多かったように思えますが、 本作の彼女はとてもナチュラルでキュートでした。 今まで観た中で一番魅力的だったと思います。 カメラマンの助手の役で一眼レフの構え方もサマになっていました。 現代の4代目の主人公の話の中に、その初代の物語を合間合間に挿入する、 という演出も本作に限っては上手くいったように感じました。 劇中に出てくる、弘前公園の満開の桜の美しさには 誰もがうわーと声を上げたくなるでしょう。 ラストでのペンキを塗りながらの二人の会話も なにかとっても自然な感じで微笑ましかったです。 大仰でないこのほどほど感がこの映画の魅力でしょうか。 |
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津軽百年食堂
青森県弘前市で100年続く食堂があった…。四代目となる主人公が葛藤を抱えつつも店を受け継いでゆく姿を描いたヒューマンドラマだ。主演はオリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾。共演に『櫻の園 -さくらのその-』の福田沙紀。監督は『恋する女たち』の大森一樹。初代が店を立ち上げるまでが、現代に通じているという巧みな構成に見入る。 ...続きを見る |
LOVE Cinemas 調布 2011/04/05 04:03 |
【津軽百年食堂】を映画鑑賞!
初代から四代目へ・・・受け継がれてゆく日本人の心と味。 まずは来訪記念にどうかひとつ! 人気blogランキング【あらすじ】弘前の蕎麦屋の長男・陽一は、大学進学で上京したが、就職に失敗し、アルバイトで毎日をやり過ごしていた。ある日、バイト先で同郷のカメラマン、七海と知り合う。壊した機材の弁償代わりにルームシェアを提案する。七海も陽一と同じように、今の生活に疑問を感じていたのだった。そんな時、陽一の父親が交通事故に遭ったと知らせを受ける・・・監督:大森一樹 原作:森沢明夫出演:藤森慎吾、中田敦... ...続きを見る |
じゅずじの旦那 2011/04/12 10:10 |
映画「津軽百年食堂」小さな食堂の歴史
「津軽百年食堂」★★★★ 藤森慎吾、中田敦彦、福田沙紀、 ちすん、伊武雅刀出演 ...続きを見る |
soramove 2011/04/13 14:11 |
津軽百年食堂
人気お笑いコンビ“オリエンタルラジオ”の藤森慎吾と中田敦彦を主演に 迎え、東京に暮らす青年が様々な葛藤を乗り越え、津軽で百年の歴史を 持つ食堂の四代目になるまでの姿を、初代の人生とともに描くヒューマン・ ドラマ。 共演に「櫻の園 ―さくらのその―」の福田沙… ...続きを見る |
だらだら無気力ブログ 2011/04/13 23:50 |
[映画まとめ語り 『津軽百年食堂』『ガリバー旅行記』]
☆短信で書いておきますね^^ ...続きを見る |
『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッド... 2011/04/24 00:06 |
ガリバー旅行記
何か楽しい映画が観たいと思ったのです。 ジャック・ブラックのガリバーなんて面白そう! 予告編を見て期待大。(^^) ...続きを見る |
映画、言いたい放題! 2011/05/02 02:42 |
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