映画 「生き残るための3つの取引」

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映画 「生き残るための3つの取引」

『相棒 シティ・オブ・バイオレンス』の韓国の奇才、
リュ・スンワン監督が挑んだ社会派サスペンス。

ある連続殺人事件に関係する刑事や検事、そして裏社会の男たちが
自らの生き残りを懸けて奔走するドラマをスリリングに描く。

不運な刑事を、『黒い家』のファン・ジョンミン、彼と敵対する検事を、
『クライング・フィスト』のリュ・スンボムが熱演する。

各々の思惑が絡み合う、命懸けの戦いに血がたぎる。
                              シネマトゥデイ
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面白い映画でした。

韓国映画らしい泥臭さを感じる中に、あれよあれよの
スピーディーな展開でラストまで一気に突っ走ってくれます。

刑事と検事、どちらも犯罪や犯罪者と身近に接する職業の男同士の、
それぞれ自らのフットワークやら、人脈やらを駆使しての
丁々発止のやり取りが小気味良く、興奮させてくれました。

警察や検察というところで、それなりにのし上がっていくのには、
清濁を合わせ持つようなことが、ある程度は必要なのでしょうが、
権力同士が敵対するような場面が暴走し、エスカレートすると
こんな悲劇が生まれるであろうことを納得させてくれる映画でした。

なにより刑事と検事の戦いという、目の付けどころが新鮮で、
今までにないもののように思えました。

また両者ともアウトローっぽさをプンプンさせていながら、
それぞれの上司には頭が上がらない中間管理職の哀しさがあって、
そのあたりが可笑しくもあり、味わい深いところでした。

八つ当たりを受ける両人の部下もたまったものじゃありません。

2時間たっぷり楽しませてもらいましたが、
ガツンとくる感動とか、後の余韻に浸ると
いうような感じではないようにも思いました。

やっぱり主役の刑事の人物の掘り下げ方が
ちょっと弱いような気がします。

警察大学出でなく出世が遅れる、ということでヤサグレる班長刑事、
というだけでない、人間的な内面の苦悩と魅力がもう少し描かれていれば
ラストへの展開で、もっと彼に感情移入が出来たことでしょう。




















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