映画 「利休にたずねよ」

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映画 「利休にたずねよ」

直木賞に輝いた山本兼一の小説を実写化した歴史ドラマ。戦国時代から安土桃山時代に実在した
茶人・千利休の若い頃の恋、それを経て培った美への情熱と執着を壮大に映し出す。

『一命』の市川海老蔵が千利休にふんし、10代から70代間際までの変遷を見事に体現。

さらに、利休の妻・宗恩に中谷美紀、豊臣秀吉に大森南朋、
織田信長に伊勢谷友介と、実力派が集結。

三井寺、大徳寺、神護寺、彦根城など、国宝級の建造物で行われたロケ映像も見ものだ。
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茶聖、千利休の映画です。

信長、秀吉という二人の天下人に仕えた利休について、現代に伝わる史実に加え、
大胆な解釈による、彼の美への情熱と執着をダイナミックに描いていました。

利休を演じたのは市川海老蔵。

確かにこの人以外には、こんなに適役な俳優さんはいないように思えます。

たたずまいや立ち居振舞いが実に綺麗でした。
それに加え、自らの美意識に対しては天下人に対してさえ妥協することなく、

”美はわたくしがつくるもの”
”わたくしがぬかずくのは美しいものだけ”  と公言して憚らない。

この傲慢にも見える美への追及の厳しさを体現する役者さんはそうはいないでしょう。

加えて映像も見事でした。

カメラの位置や角度、光の加減などが緻密に計算された構図のワンカット、ワンカットが
実に美しく、良質の日本映画を見ているという気分にさせてくれました。

映画後半の、若き利休が出会う高麗から連れてこられた美少女との適わぬ恋。

彼の美の原点とも、秀吉から受ける切腹の命のきっかけともいえる
この恋の相手の高麗の美少女は、なにかの暗喩のようにも思えました。






















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