映画 「ランナウェイ・ブルース」

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映画 「ランナウェイ・ブルース」

片足を失った兄と孤独な弟の兄弟の絆や、二人の逃避行を描くドラマ。

自動車事故を起こしてしまったことから、警察の追手から逃れ
弟のかつての恋人のもとへ向かう兄弟の姿をつづる。

弟役に『イントゥ・ザ・ワイルド』などのエミール・ハーシュ、
兄役に『SOMEWHERE』などのスティーヴン・ドーフがふんし、
弟の元恋人を『ランナウェイズ』などのダコタ・ファニングが演じる。

ボブ・ディラン&ジョニー・キャッシュをはじめとする音楽や、
アニメーションが挿入されるなど、センスの良さを感じさせる演出にも注目。
                                  シネマトゥデイ
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重くて暗い映画でした。
でも見終わった後の気分はそんなに悪くはなかったです。

まあ、ですから仕事に疲れた週末に気分転換にスカッとするために見る、
なんて場合にはまったくオススメできる映画ではありません。

ラブラブのカップルは間違っても観に行ってはいけません。
恐らく二人ともどんよりと落ち込んで、デートどころの気分ではなくなります。

片足を失って義足の兄と、そんな彼の面倒を見る孤独な弟。
二人には他に身寄りは誰もいませんから、兄も弟もともに不幸です。

この兄が車で子供を轢いてしまいます。その子は即死でした。
こんな感じでなんとも言えない閉塞感、絶望感が横溢している映画でした。

なのでほんの僅かな救いや希望が感じられる場面が
我々観客の気持ちにものすごくアピールしてくるように見えるのです。

弟フランクの現実逃避と思える空想がアニメとなって何度か登場しました。
シュールでまるで”つげ義春”の世界なんですが、この映画の中で効いてます。

中古車屋のオヤジのK・クリストファーソンがフランクに語った言葉も沁みました。
大人の言葉でした。

すっかりキレイになったダコタ・ファニングがラストでわずかに見せた笑みも
この暗く切ない映画にあって、本当に微かな希望を感じるものでした。


エンディングで流れた、B・ディランとJ・キャッシュがデュエットで唄う”北国の少女”が、
何故かこの映画にピタリとハマって、やたらと胸に染みてきてしょうがなかったです。
























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