映画 「燃ゆるとき」

画像


映画 「燃ゆるとき」 の試写を九段会館にて。

今日は雨でした。一日中よく降りました。
連日のように洋画を観ていますが、やはり私は邦画が好きなので
ガツンと来るような日本映画と出会いたいと思っているのです。
今日はもしかすると・・と若干期待して、雨の中九段下へと向かいました。

結果は・・いまひとつのように思えました。
企業モノというヤツが結構好きなので、興味深く観ることは出来ましたが
個々のエピソードが弱くて、感動するというところまでいきませんでした。
惜しい気がします。

カップ麺をアメリカで成功させるお話でしたが、アジア企業の進攻やらセクハラ、
ユニオンの結成など、どのテーマもちょい昔の中途半端に古いものなので
現代の企業戦士が見て楽しめる、ハッとする目新しさはありません。
オジさん世代がターゲットなのでしょうか。

個人的には、工場の生産ラインのスピードアップやらコストカットの話などを
なんとも懐かしい気分で見ていました。なにをかくそう、実は私メーカーの資材課長で
部品の購買やらをずっとやっていたのです。

映画のなかで、食品のオイルが切れそうになって生産ラインがストップしかけるという
場面がありました。身につまされるようでした。
部品がショートしてラインを止めるという、胃の痛くなる思いを私も毎日のようにしていたのです。
映画のように、通りまで出てトラックを待つことも何度やったことやら。

クライマックスの中井貴一によるスピーチの演出が疑問です。
どうしてあんなリアリティーのないシーンにしてしまったのでしょうか。

家族を守るということが一方のテーマとなっているのですが
中井貴一と大塚寧々夫婦の絆の描き方が、あまり上手でなかったようです。
機内で食べるオニギリに涙するだけでは伝わってきません。

この映画を観て、漫画 「課長 島耕作」シリーズを思い浮かべました。
漫画に負けているような気がしてなりません。悔しいです。




燃ゆるとき

"映画 「燃ゆるとき」" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント