映画 「DEATH NOTE デスノート 前編」

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映画 「DEATH NOTE デスノート 前編」 を観ました。

この映画もコミックスの映画化だそうです。
相当なヒット・コミックだそうですが、さすがに少年ジャンプは読んでいないので
原作は知りません。果たしてどんな映画でしょうか。

うーん、正直に言ってしまうと成功作とは思えませんでした。

ストーリーは人気のコミックらしく、ユニークで面白いと思いましたが
映画の出来としては、中途半端に思えてしまいました。

素人ながら、力を入れるべきところ、お金を掛けるべきところを
きっちりと見せてくれていたなら、もっと傑作になった気がするのです。

まずは主人公ライト役の藤原竜也クン。
原作のイメージと彼のルックスからキャスティングされたのでしょうが
私には、彼の演技はどれも同じに見えてしまってなりません。

今回の役はそのキャラが、映画を見る限りにおいて十分に練られていないため
ライトという主人公が全く立っていませんでした。

映画の冒頭においては、凶悪な犯罪者が法によって裁かれない現実に
義憤を感じて、犯罪のない社会を願うという主人公でした。

それがデスノートという凶器を手に入れて、人を抹殺することに快感を覚えるようになったのか
あるいは捜査の手が自分の近くに伸びてきた焦りからなのか
自らが殺人を繰り返すことになっていく、という心理の変化の描写が全くなく
共感どころか不自然さを感じてしまうのです。

(ネタバレになりますが、彼は恋人をも殺してしまいます。このあたりも
全く説明不足でついていけないところでした。)

もしかするとこのあたり、原作では丁寧に描かれているのかも知れません。
そうだとすると大変残念です。

この主人公、頭脳明晰とは見えませんでしたし
なにより魅力的に見えないのです。

ストーリーの根幹である、名前を書かれた人間が死ぬというデスノートには
いろいろなルールがあるらしく、その個々の説明は、それぞれ事が起こった時に語られます。

これでは、主人公にとってはなんでもあり状態に等しく、フェアでないので
観ているほうも楽しくありません。

この映画、若い人には随分好評のようで、私の観たときにも相当混んでいました。

いまいち楽しめなかった私の感覚が鈍いのでしょうか。
あんまり上手い演出には思えませんでした・・。

それにしてもこのデスノートって、そのコンセプトは大昔からある”呪いのわら人形”と
大差ないような気がするのですが。




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