映画 「アポカリプト」

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映画 「アポカリプト」 を観ました。

マヤ文明、崩壊前夜。
我々は驚異の世界の目撃者となる!

アカデミー監督のメル・ギブソンが撮った衝撃作!?と言って
よいのでしょうか。全編がマヤ語で、出演者は映画経験のない
若者たち、というところが新しいのですが、内容はいたって
シンプルで判りやすいものでした。

がしかし、アドヴェンチャー・スリラーと銘打つとおり、
グロテスクなシーン、ショッキングなシーンが満載の、
いわゆるB級の匂いがプンプンする作品なのですが、一流の
スタッフが揃い、手間ひまとお金をふんだんに使って撮ると
B級の怪作が、見事なエンターテイメントに昇華するのです。

冒頭の狩猟シーンから、そのスピード感に圧倒されます。
衣装や美術にも手を抜いたところが感じられず、登場人物が
実にリアルに見えるのが、この映画のスゴいところでした。

マヤの傭兵が村を襲い、干ばつの生贄とするまでの前半部は
目を覆いたくなる場面が多く、少々シンドイと思うのですが
後半、主人公ジャガーがひたすらジャングルを逃げるシーンは
出色の出来でした。

そのスピード感、ハラハラドキドキの手に汗握る展開は、
極上の映画のそれに相違ありません。
特にジャガーが生まれ育った森に帰って、地の利を生かし
反撃に転じるところあたりのスリリングな面白さは格別でした。

ヒネリの効いた意外なラストまで、私は堪能出来ました。

しかしこの映画、相当に好き嫌いが分かれるものでしょう。
過激な描写は徹底していますし、歴史考証的にどこまで
忠実なのかは判りませんが、かなり荒唐無稽にも思えます。

物語的にも主人公と傭兵たちの追跡だけが、メインとなり
いろんなものを描きっぱなしで、放棄しちゃっています。

だからこそ、この小気味良いテンポの作品となったのでしょう。






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