映画 「僕達急行 A列車で行こう」

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映画 「僕達急行 A列車で行こう」

『ノルウェイの森』や大河ドラマ「平清盛」の松山ケンイチと
『アヒルと鴨のコインロッカー』『ディア・ドクター』の瑛太が
鉄道マニアを演じ、趣味を通して友情を築き、仕事に恋愛にと
精いっぱい生きる姿を描くコメディー・ドラマ。

『阿修羅のごとく』『失楽園』の森田芳光が、
10年以上前から思案してきた企画を映画化。

主演の2人のほかにも貫地谷しほりや松坂慶子が集結し、
九州のさまざまな鉄道が登場。

鉄道ファンが楽しめるのはもちろん、好きなものに
夢中になることの楽しさが存分に伝わってくる。
                          シネマトゥデイ
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森田芳光監督の遺作となってしまった作品です。

ほんわかとしたユルい雰囲気のコメディーで、
実にいろんなタイプの映画を撮ってきた森田監督の、
らしいといえば、らしい作品のように思えました。

「間宮兄弟」なんかとテイスト的には似ているでしょうか、
やはり過去に見た森田作品をあれこれと思い起こします。

このほのぼのとした感じは、自主映画時代の
「ライブイン茅ヶ崎」を思い出したりします。

沢山の電車が出てきたといえば、「水蒸気急行」もあった。

なぜだか「家族ゲーム」や「阿修羅のごとく」ではなくて、
こんな習作といっていいような作品を思い出すのだろう。


本作は東映というより松竹映画のイメージでした。

ストーリーは釣りバカ、あるいは東宝の社長シリーズみたいな、
まあ、なんてことはないコメディーです。

それでもとても心地よい時間が流れる映画でした。

九州地方の可愛い鉄道、車窓からの風景も美しくて、
鉄道ファンならずとも、列車で旅行に出たくなってきます。

”鉄ちゃん”ならば何倍も楽しめることでしょう。

あのピエール瀧社長宅のHOゲージの鉄道模型のコレクションや、
巨大なジオラマなんかは、もう垂涎の的だと思われます。

映画としてはツッコミどころが多いようにも思えます。

でもこの鈍行列車のようなユルい味わいがたまりません。

”それでいいんだよ”っていう森田監督の声が聞こえてくるような、
弱者や正直者に向けたエールのような映画でもありました。
























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